シミュレーション開発技術
MBD(Model Based Development)の必要性
OEM各社の車載ソフトウェア開発においてMBDの導入が拡大しており、従来のC言語のみではなくモデルでソフトウェアを書くことができる会社及び技術者が求められています。
MBDのメリット
フロントローディング
上流工程(仕様検討、設計)でシミュレーションを行いながら検討ができるため、仕様の曖昧性低減や仕様の不備を見つけることができます。その結果、下流工程(検査、評価)での手戻りが低減されます。
実機削減
試験用の実機が削減できるため、開発時間、開発費用が低減されます。
過酷環境の試験
人体に悪影響を与える環境や危険を伴う試験、機器の故障などの発生頻度の低い事象などをシミュレーションの条件を変更するだけで、人が安全に試験を行うことができるようになります。
ヴィッツが提供する技術とメリット
約20年にわたるMBD開発経験を生かして高品質なソフトウェアをワンストップ提供
MBDの種類
制御モデル開発
【 概要 】
エンジンやモータなどのハードウェアを制御するためのモデルを開発いたします。
【 主な業務実績 】
【 ツール利用実績】
- MATLAB / Simulink / Stateflow
- MATLAB Coder / Simulink Coder / Embedded Coder
- Simulink Verification and Validation
プラントモデル開発
【 概要 】
エンジンやモータなどの制御対象を仮想化したプラントモデルを開発いたします。
プラントモデルは、制御対象を用意することが困難な場合の代替として活用することができます。
【 主な業務実績 】
ヴィッツでは、下図に示すプラントモデルを作成した実績があります。
ご要望に応じてモデルの高速化や高精度化も実施しております。
【 ツール利用実績】
- Mathworks社製ツール
MATLAB / Simulink / StateFlow
SimScape(SimDriveline , SimElectronics , SimMechanics) / Simulink 3D Animation - その他モデリングツール
Dymola / MapleSim / SaberRD / Amesim / CarSim
実機レス3D開発環境
【 概要 】
- 危険を伴うテストや天候に左右されるテストなど、現実では再現しづらい状況を仮想空間上に再現します。
- 仮想空間はゲームエンジン(UnrealEngine4、Unity)を利用してリアルな世界を提供いたします。
- ご要望に応じてゲームコントローラやVRゴーグルとの連携も可能です。
【 メリット 】
- 企画段階のシステム検討、試作や建築前の外観確認にご活用いただき、認識の祖語防止や議論の促進に効果があります。
- プロモーションなどに活用することでより具体的なイメージを持っていただくことができます。
- 現実世界の検証よりも安全、安価に対応することができます。
シミュレーション環境開発
【 概要 】
制御モデル、プラントモデルとさまざまなツールを利用してターゲットシミュレータ向けに環境を開発いたします。
【 主な業務実績 】
制御モデル、プラントモデルとさまざまなツールを利用してターゲットシミュレータ向けに環境を開発いたします。
- ボディー系
- パワースライドドア
- 走行安全系
- ガソリンエンジン
- ディーゼルエンジン
- トランスミッション
- ハイブリッドシステム
- パワースライドドア
- ガソリンエンジ
- ディーゼルエンジン
- トランスミッション
- ハイブリッドシステム
- モータ
【 シミュレータ利用実績 】
dSPACE / CRAMAS / RT-LAB / VLAB / Virtualizer
導入支援・開発支援
【 概要 】
シミュレーションを導入する前のシステム検討から支援いたします。
導入後のシミュレータを活用したMBD開発のさらなる効率化をするためのアドバイスやツール開発もお任せください。
【 主な業務実績 】
- モデル動作検証ツール開発
- モデルガイドラインチェッカー開発
- 最適なHILS環境を検討しご提案
ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。